Saturday, April 30, 2011

成恵の世界 少年エース2011/6月号

バチスカーフのアルマゲスト侵入作戦。翼面を破って、乗員を内部に送ったのは成功だけど、バチスカーフの船体は無防備状態。ハタカゼ、ホルニッセと戦闘機達が守るしかない。艦隊は巨大なアルマゲストにも一応対応できそうだが、子供達が中にいるせいで攻撃できなくて、救出部隊という増援を送るしかない…

侵入作戦。和人が走査機を使って、成恵とてとらのTPO結線でてとらを追う。邪魔しようとしている戦闘機は、緑日のと同じ、蘭と麗すら手を余すレベル。案外にも、傭兵姉妹が増援として登場。表面的にはデルタ大統領からの仕事だが、本当の理由は八木なんでしょう。

それにも関わらず、御柱の中心まで、どんな機械でも届かない。和人と成恵、生身で進むしかない。そこにはなぜか、桜ノ中や永岡さん家、桜ノ町の一部の複製。二人はトゥザクとエウランらしきの人影を追おうとしたが、やっぱり会えなかった。

転送窓.中央シャフト.第十三層。和人だけ御柱の文字を読めるのは、なぜ?

そこに体が再生された三賢者と合流し、皆で御柱の住む森に。一番大事な理由というなら、和人が地球、成恵がてとら。「地球なんて宇宙戦争になれば木っ端微塵なんだから好きも嫌いもないわ!」というのは本気かも

和人「成恵ちゃんを守るためには、てとらやこの船の御柱も大切な気がして」

てとらすらアルマゲストの執念を怖がっていたのに、和人がそれすら受け入れようとする。これでアルマゲストでももう「誰一人愛せずに、私を拒む」じゃない?

皆が乗るのは、伸介とそっくりの「カケクジ」。伸介といえば、成恵にとって「地球の癒し系ロボット、てとらが持ってたぬいぐるみ」。地球と青日星の相似性は偶然じゃない、落ちていた第四の御柱の影響なんでしょうね。

青日人にとって、再び生身になるのは、また死すべき定めの生命に戻るという。そして魂でも、不滅じゃない。話す内に…

「蛇に呪われし者たちよ」

声がそのまま。それに、この御柱の中に、成恵とTPO結線で繋がっている者はただ一人…


「我は第四の御柱。」
「穢れし者たちよ、我が庭を荒らすことは許さぬ。」

Saturday, April 2, 2011

成恵の世界 少年エース2011/5月号


監察官とCのシャトル(?)、バチスカーフがほぼ同時に大田島砂丘に着いた。春名は白蛇の協力を受け、日本に着いたアルマゲストを並行世界に送還した。超空間路線図走査装置(ダイヤグラムソナー)に、春名と大地の絆が映った。

あの走査装置、10月号てとらに渡された概念設計を基に開発した装備だね。あの時作った走査機(スキャナー)より探査範囲が広い?

船体が負荷によって崩壊してしまったが、春名の本体は無事。パパとママ、そしててとらが穏やかな一時。地球のアルマゲスト群もう全部消滅されたが、艦隊ももう悟った。無数の並行世界のアルマゲスト達との戦いが一旦始まったら、終わりがないと。桜ノ市の上空に、全長90キロメートルのアルマゲストが重力震と共に現れた。「あまねく人類を救わねばならない」と。てとらが勝手に世界を変えちゃダメと答え、あの黒い船に向かって飛ぼうとしたが……

てとら「こんなことやめようって言って来る」
成恵「そんなの無茶よ」
てとら「必ず戻ってくるから」

まるで緑日のトゥザクとエウランのやり取りそのもの。そして和人が分かってしまった。「手を放さないで」というのは成恵だけではなく、むしろてとらの事だ。皆でバチスカーフに乗って追おうとしたが、飛び立ったてとらにもう遅い?

途中、てとらが本心を三賢者に見せた。みんな優しすぎるって。全て自分のせいなのにと思い込んでいる。アルマゲストはてとらの事を姉妹と呼んで、呪われし者と判断して、そのまま攫った。

……先に撃ったのは銀聯の艦隊だけどね。やっぱりてとらがまだ知らない?

皆でてとらから監察官が預かった図面により、侵入作戦の計画を立てた。同時に、アルマゲストが緑日の御柱のように、最も恐ろしい兵器を使おうとした。惑星の全てを、飲み込もうとしている……