Tuesday, October 12, 2010
成恵の世界 少年エース2010/12月号
てとら〜くすっぐたい〜
トリニティで壊れたと思った制御体は黒蛇に鹵獲され、黒蛇はそれを参照し、欠損の部分を直そうとしていたが、機能不足のせいで転送と重力機関しか直せない。だが制御体から読み込んだ情報なのか、状況を把握しているらしい。超空間路線図と主間結節点は、てとらも持っている能力。でも量子間導線の導き(エンタングルフィーダーフィードバック)は違う。鹵獲された制御体がてとらを「遺物」ではなく「少女」で呼ぶ以上、てとら関与の情報を持っていない。仮に持っているとしても、和人と成恵とてとらの今の服を知っている訳がない。つまり、黒蛇は常にてとらの状況を把握している。その量子エンタングルメントを使って、てとらが船を組み上げていた時に共鳴したのか?或は「量子間導線の導き」というのは、和人と成恵が持っているてとらへの関係なのか?この黒蛇、やっぱりてとらの護衛?
(今の量子力学では、量子エンタングルメントで情報の発送は不可能としているけどね。まあ、SFだけであって、それ以上の科学と技術だろう。)
銀連の参謀会議で黒蛇、てとらが作りかけた船、惑星緑日の超兵器が共通の機伝子型を持つのは分かった。それでてとらに『テトラビブロス』(Tetrabiblos、四つの書)という呼称を与え、対して黒蛇に『アルマゲスト』。両方とも、クラウディオス・プトレマイオスの著書。
アルマゲストを放置したら地球が惑星緑日のように喰われると見られ、銀連が「サーペントホールド」作戦を決行する。ナノマシンで弱体化して、機関部を破壊し、星船で囲んで超重力場で圧縮破壊。なんか十対一の標準戦法ですね。
「もしキミの星船が蛇ならどうする?」話が通じたら本当の敵ではないって、宇宙先生が香奈花を諭し、三、1.世界に入った。力の石、蛇、機族の共通点と香奈花のバチスカーフでうまく纏まったな。
バイナリィユニバースの続編でも主人公たちが並行世界の艦隊で助かって、機械でも人間でもある娘に出会った。和人と成恵が膝をつく程の凄さ。なんか小説世界のてとらの方が綺麗な気がするw なぜ仲間は異星文明ではなく並行世界なのか、異なる生命より並行世界の「自分」か作ったロボットの方が交流しやすいって。つまり銀連というより、「並行世界連合」の方が合っているかも。そんな風にしたのは、蛇?それとも御柱たち?
成恵と和人がコヒー豆を買いにいくうちに、丸尾の仲間のネットブークにより成恵と和人を除きみんなにアルマゲストの事態がバレた。そしてさりげなく、アルマゲストは南米沖に移動したのは分かった。人類に被害を避けるため、無人の戦場を選んだのか?てとらが何か思いついたか、単なる心配なのか、不安そうな顔している。
(調べたら、東京の地球の反対側も「南米沖」だな。てとらに合わせて何をするつもりですか?)
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惑星緑日のトゥザク達ではなく、また並行世界の惑星「青日」のa.b.c.遂に成恵と和人と接触。よりによって、てとらもアルマゲストも惑星青日の第四の御柱の片割れ。いきなり世界を救えって...そしてアルマゲストの制御体の妨害により、通信が途切れた。なんか両方の意見が違って、敵対しているかも。機族ちゃんズが危険と判断し、現れて成恵と和人をガードして、来月号でつづく。
神の力であろう蛇の力であろう、人間は人間の心しか作れない。似た者は、似た心しか作れない、分かり合えない。人間も機族も、似た同士に救われるのか?
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